○中種子町滞納処分の執行停止に関する取扱要綱

平成30年8月20日

告示第96号

(趣旨)

第1条 これは,地方税法(昭和25年法律第226号。以下「法」という。)第15条の7に規定する滞納処分の執行停止(以下「執行停止」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(滞納者等の状況及び調査等の指針)

第2条 滞納者等の状況に応じた実態調査,財産調査等に当たっての指針は,おおむね次のとおりとする。ただし,下記に記載のないものについては適宜税務課長が定めるものとする。

滞納者等の状況

調査等の指針

(1) 町外転出者で,住所登録地に既に執行停止処分になっている場合

(2) 国税又は県税の滞納において,既に執行停止処分になっている場合

他機関の調査結果を援用し,本町が必要な調査をしたものとみなす。

(1) 1年以上の長期滞納をしている場合

(2) 町内に住民登録があり,かつ町内に居住している場合

預貯金その他の財産調査を必要とする。なお,滞納金額10万円以上の滞納者については,本籍地の資産調査を必要とする。

町内に住民登録があり,所在不明の場合

預貯金その他の財産調査を必要とする。なお,滞納金額10万円以上の滞納者については,本籍地の資産調査を必要とする。

町外転出者で,かつ,町外に居住している場合

住民登録地の市町村長への実態調査及び預貯金その他の財産調査を必要とする。なお,滞納金額10万円以上の滞納者については,本籍地の資産調査を必要とする。

町外転出者で,郵便物が不達になった場合

住民登録地の市町村長及び本籍地への実態調査及び預貯金その他の財産調査を必要とする。なお,滞納金額10万円以上の滞納者については,本籍地の資産調査を必要とする。

法人の破産手続において,免責決定(同時破産廃止決定による免責を含む。)があった場合

関係書類の写しの提出を受けることにより,財産調査をしたものとみなす。

滞納者が死亡した場合で現年度の固定資産税の課税がない場合

配偶者,直系尊属1親等及び直系卑属1親等の戸籍調査を必要とする。

滞納者が死亡した場合で現年度の固定資産税の課税がある場合

法定相続人の戸籍調査を必要とする。

個人について,おおむね1年以内に預貯金その他の財産調査を行った場合

再度の財産調査は,不要とする。

法人の実態が不明である場合

(郵便物不達,電話不通,所在不明等町外の回答機関から,該当なし,法人町民税発生せず,廃業等との回答があった場合)

財産調査及び商業登記簿を必要とする。

(無財産の場合における滞納処分の執行停止の基準)

第3条 法第15条の7第1項第1号に規定する「滞納処分をすることができる財産がないとき」とは,次の各号のいずれかに該当する場合とする。

(1) 国税徴収法第75条(昭和34年法律第147号)から第78条までに規定する差押禁止財産以外に,差し押さえることができる財産がないとき。

(2) 差し押さえた財産又は差押しようとする財産の換価価値について,町税等に優先する他の債権の弁済に充てられたとした場合に,その後の残余金が生じる見込みがない事情が明らかであるとき。

(3) 破産法(平成16年法律第75号)の規定により破産手続開始の決定が行われた法人で,執行機関に対して交付要求を行った場合に,個別財産に対する抵当権等の別除権の実行によりその後残余金を生じる見込みがない事情が明らかであるとき。

(4) 差押の対象となる全ての財産について差し押さえ,換価(債権の取立てを含む。)を完了したが,なお徴収できない町税等があるとき。

(5) 滞納者(個人に限る。以下この項,第4条第5条第6条第5項第6条第6項において同じ。)が町外へ転出し,現年度の課税がない場合で,住所登録地で既に執行停止処分となっているとき。

(6) 滞納者で,国税又は県税の滞納において,既に執行停止処分になっているとき。

(生活困窮の場合における滞納処分の執行停止の基準)

第4条 法第15条の7第1項第2号に規定する「滞納処分をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがあるとき」とは,次の各号いずれかに該当する場合とする。

(1) 滞納者の主たる財産が居宅(その居宅が存する土地を含む。)のみである場合(居宅の存立のために必要な範囲の土地以外の土地を除く。)で,現に生活保護による扶助を受けているとき又は財産を換価することにより生活保護の規定による扶助をうけることとなるおそれがあるとき。

(2) 滞納者が生活保護による扶助を受給し,又はその受給を受けなければ生活を維持することができない程度の状態〔国税徴収法第76条第1項第4号に規定する金額で営む生活の程度又は生活保護法(昭和25年法律第144号)で規定する最低扶助額〕になるおそれがあるとき。

(所在不明の場合における滞納処分の執行停止の基準)

第5条 法第15条の7第1項第3号に規定する「その所在及び滞納処分をすることができる財産がともに不明であるとき」とは,次の各号のいずれかに該当する場合とする。

(1) 町税等の賦課徴収に係る各種文書の送達を公示送達により行った場合で,住所又は居所若しくは連絡先が引き続き不明であり,かつ,財産の存否が不明であるとき。

(2) 転出先とされる市区町村に実態調査を依頼した場合に,不明(未申告も含む。)との回答を得たとき。

(3) 滞納者の住民票が職権によって消除され,かつ,滞納者及び滞納者の財産がともに不明であるとき。

(4) 刑務所に服役中で,5年以内に出所の見込みがなく,かつ,財産の存否が不明であるとき。

(5) 出国した外国人で,再入国の予定がないか不明で,かつ,財産の存否が不明である。

(即時消滅の基準)

第6条 法第15条の7第5項に規定する「徴収金を徴収することができないことが明らかであるとき」とは,次の各号いずれかに該当する場合とする。

(1) 解散した法人又は解散登記はしていないが廃業して事業開始の見込みがない法人について,第3条又は前条の規定に該当する事実があると認められるとき。

(2) 破産法により破産宣告を受けた法人について,破産手続が終了していないため破産管財人に納税通知書を送付した場合において,第3条の規定に該当する事実があると認められらるとき。

(3) 株式会社について会社更生法(平成14年法律第154号)による更生計画が認可決定された場合において,その更生計画において未納等の町税が認められず,その会社が免責されたとき。

(4) 法人について民事再生法(平成11年法律第225号)による再生計画が認可決定された場合において,その再生計画において未納の町税等が認められず,その法人が免責されたとき。

(5) 滞納者が死亡し相続人が不存在の場合又は全ての相続人が相続を放棄した場合において,その相続財産について第3条の規定に該当する事実があると認められるとき。

(6) 滞納者が死亡し相続を限定承認した相続人が,承継した町税等の納税義務を有する場合において,その相続財産について第3条の規定に該当する事実があると認められるとき。

(7) 法人が破産法による破産宣告を受け,町税等が同法第148条に規定する財団債権として取り扱われたが,配当を受けることなく破産手続が終了したとき。

(8) 外国人又は海外移住者がその所有財産がなく出国したとき。

(9) 滞納者が死亡し,相続人が法定相続分の納付義務を継承した場合において,なお法定相続分をこえる町税等があるとき。

(10) 生活保護世帯(それに準ずる者を含む。)で,滞納者及び家族の状況から今後3年以内に資力の回復が見込まれないとき。

2 法第15条の7第1項第1号の規定による滞納処分の執行停止を行った場合において,前項各号のいずれかに該当することが判明したときは,法第15条の7第5項を適用する。

(課税年度,税目等による区分停止の実施)

第7条 滞納者の資力を勘案して,全体の滞納町税等のうち,課税年度,税目又は相続し,若しくは承継した町税等債務について区分し,滞納処分の執行停止を行うことができるものとする。

(滞納処分の執行停止の手続)

第8条 滞納処分の執行停止の決定は,滞納処分執行停止調書兼決議書(第1号様式)により行うものとする。

2 前項の規定による決定をした場合は,滞納処分執行停止継続確認調書(第2号様式)により毎年執行停止の継続について確認しなければならない。ただし,法第15条の7第5項の規定により,徴収金を納付し,又は納入する義務を直ちに消滅した場合はこの限りでない。

(滞納処分の執行停止の通知)

第9条 前条第1項の規定により滞納処分の執行停止の決定をした場合における法第15条の7第2項の規定による通知は,滞納処分執行停止通知書(第3号様式)により行うものとする。

第10条 滞納処分を行った場合で,その執行停止により滞納処分を解除するときは,法第15条の7第1項第1号又は第3号を理由とする執行停止であるときは,滞納処分の解除後の後に行うものとし,同項第2号を理由とする執行停止であるときは,執行停止を行った後に滞納処分を解除するものとする。

第11条 法第15条の8の規定により滞納処分の執行停止を取り消す場合は,次の各号いずれかに該当する場合とする。

(1) 滞納者が滞納処分の対象となり得る財産を取得したとき。

(2) 滞納者の住所又は居所及び滞納処分の対象となり得る財産の所在が判明したとき。ただし,徴収の見込みが生じた場合に限り,執行停止を取り消すものとする。

(3) 生活保護を廃止されたとき。ただし,執行停止を直ちに取り消さず,生活状況を調査し,取り消すか否か決定するものとする。

(滞納処分の執行停止の取消しの手続)

第12条 前条の執行停止の決定をした場合において,法第15条の7第1項各号のいずれにも該当しないことが判明した場合には,法第15条の8第1項の規定に基づき速やかに滞納処分執行停止取消決議書(第4号様式)により,その取消しを決定しなければならない。

(滞納処分の執行停止取消しの通知)

第13条 滞納処分の執行停止の取消しの決定をした場合における法第15条の8第2項の通知は滞納処分執行停止取消通知書(第5号様式)により行うものとする。

この要綱は,公布の日から適用する。

(令和元年告示第95号)

この要綱は,公布の日から施行する。

(令和4年告示第12号)

この告示は,令和4年4月1日から施行する。

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中種子町滞納処分の執行停止に関する取扱要綱

平成30年8月20日 告示第96号

(令和4年4月1日施行)