(趣旨)

第1条　この要綱は，中種子町再編交付金事業基金条例施行規則(令和5年規則第6号。以下「規則」という。)第2条に規定する中種子町予防接種事業(以下「予防接種」という。)の実施について必要な事項を定めるものとする。

(対象となる予防接種の種類)

第2条　対象となる予防接種の種類は，次の各号に掲げるものとする。

(接種対象者)

第3条　予防接種の対象者は，接種時点において，町内に住所を有する者で，生後6か月から65歳未満までの者とする。ただし，60歳以上65歳未満の者で，心臓，腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する者並びにヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者並びに生活保護受給者を除く。

(接種対象者)

第4条　助成の対象となる接種回数は，次の各号に掲げる区分に応じ，当該各号に掲げるとおりとする。

(委託契約)

第5条　町はこの事業を円滑に実施するために，医療機関と委託契約を締結する。

(実施内容)

第6条　対象者が接種を受けようとする場合は，前条の契約による医療機関において，個別接種により実施する。

(委託料の額)

第7条　町は第5条2項に規定する医療機関で次の各号に掲げる接種を対象者が受けた場合は，町が当該各号の額を対象者に代わり医療機関へ支払うものとする。

(委託料の請求)

第8条　医療機関は，接種を実施した月毎に予防接種実施報告書(第1号様式)及び予防接種委託料請求書(第2号様式)に予診票を添えて，翌月10日までに町長に委託料を請求するものとする。

(委託料の決定)

第9条　町長は，前条の請求を受けたときは，その内容を審査し，適正と認めたときは委託料を決定し，医療機関に支払うものとする。

(接種費用の補助)

第10条　対象者のうち，やむをえず町の契約した医療機関以外で接種を行った場合，中種子町予防接種事業補助金交付要綱(平成24年告示第24号)に基づき，接種費用の補助を受けることができる。

(健康被害の処理)

第11条　町長は，接種に起因する健康被害が接種を受けた者に生じたときは，全国町村会総合賠償補償保険制度を適用し，必要な措置を講ずるものとする。

(その他)

第12条　この要綱に定めるもののほか，必要な事項は町長が別に定める。