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更新日:2023年2月27日
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第1展示室には「種子島最後の丸木船」を展示しています。昔ながらの独特の手法を用いた船大工によるくり船です。素材は種子島・屋久島にしか自生しないヤクタネゴヨウ(町指定文化財のページ参照)を使用しています。
また、種子島の産業をテーマに、「漁労」「運搬」「林業」「農業」それぞれの道具などを展示しています。特に、砂糖すめ(黒砂糖作り)に使用した水車の精巧な復元模型や、「シンギ」と呼ばれるさとうきびの木製圧搾機などは、大変貴重な資料です。
第2展示室には「種子島の民家」を復元し、ジロ(いろり)の間や台所に大正~昭和の家具・食器類など主に農家で使用されていたものを展示。ムシロ打ち機やカメ棺など、現在ではほとんど見られなくなったものが多数収蔵されています。
国内最古の生活遺構が発見された立切遺跡(埋蔵文化財のページ参照)の遺物など町内各遺跡からの出土品等を始め、旧石器時代から現在までの歴史を振り返るように展示されています。また、町内の「牧」(町指定文化財のページ参照)の資料も観覧できるようになっています。
館内の展示は、常に魅力ある展示を心がけ、収蔵資料の有効活用を図ると共に、展示替え等も積極的に行っています。
ぜひ一度、ご来館ください。
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